今、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスにより大打撃を受けている私達タクシー運転手。仕事を休めば給料にならず、頑張って出たところで通常時の半分も稼げないまさに王手飛車取り状態、給料激減で困っている乗務員さんは多いのではないでしょうか？
政府の緊急経済対策は現在検討中ですが、国民への現金給付は早くても5月末になる。しかも商品券になるかもしれないとまで言われています。そこで今すぐ受けられる資金対策として社会福祉協議会が行う【新型コロナウイルス感染症の影響を受けた休業や失業等による緊急小口資金、総合支援資金(特例貸付)】をおすすめします。
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新型コロナウイルス感染症の影響を受けた休業や失業等による緊急小口資金、総合支援資金（特例貸付）とは
新型コロナ感染症の影響を受け、休業や失業等により生活資金に困っている方へ無利子、連帯保証人不要でお金を貸してくれます。
結論からいうと休業や失業だけでなく、単純にコロナウイルスにより給料が減った方なら世帯人数に関係なく20万円以内を無利子で借りることが可能です。審査も殆どなく申請するだけで借りることが可能で振込みまでの時間も役7日と早いので大変助かります。
1 緊急小口資金
【対象】 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休業等により収入の減少があり、緊急かつ一時的な生活維持のための貸付を必要とする世帯
【貸付額】 20万円以内（一括交付）
・据置期間 1年以内
・返済期間 2年以内
・連帯保証人不要、無利子【申込先】 お住いの区市町村社会福祉協議会
【必要書類】 お申込みにあたっては、以下の書類等をご持参ください。
（1）本人確認書類（健康保険証、運転免許証、パスポート、住基カード等）
（2）住民票の写し（世帯全員が記載された、発行後3か月以内のもの）
（3）預金通帳（申込当日までの記帳を行うこと）
・新型コロナウイルス感染症の影響で減収したことが確認できる通帳
・税金、社会保険料、公共料金等の支払いが確認できる通帳
（4）印鑑（銀行印）
（5）その他、社会福祉協議会が指定する書類【受付期間】令和2年3月25日（水曜日）から令和2年7月末日まで（予定）
続いて下は1の緊急小口資金の振込みが完了し、それでも足りない方用の第二の支援金です。最寄りの社会福祉協議会に電話するることで資料を自宅に郵送してもらえます。緊急小口資金に比べ、審査が厳しいという情報があり、本当に困っている方向けの支援資金です。
2 総合支援資金（生活支援費）
【対象】 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入の減少や失業等により生活に困窮し、 日常生活の維持が困難になっている世帯
【貸付額】 世帯人数2人以上：月額20万円以内
単身：月額15万円以内
貸付期間：原則3か月以内（送金は、1か月ごとの分割交付）
・据置期間 1年以内
・返済期間 10年以内
・連帯保証人不要、無利子
※本資金は、緊急小口資金（特例貸付）と同時に貸付けることはできません。【申込先】 お住いの区市町村社会福祉協議会
【必要書類】 お申込みにあたっては、以下の書類等をご持参ください。
（1）本人確認書類（健康保険証、運転免許証、パスポート、住基カード等）
（2）住民票の写し（世帯全員が記載された、発行後3か月以内のもの）
（3）預金通帳（申込当日までの記帳を行うこと）
・新型コロナウイルス感染症の影響で減収したことが確認できる通帳
・税金・社会保険料・公共料金等の支払いが確認できる通帳
（4）失業・離職等の場合は、それが確認できる書類（離職票、廃業届、源泉徴収票等）
（5）実印と印鑑登録証明書
（6）印鑑（銀行印）
（7）その他、社会福祉協議会が指定する書類【受付期間】令和2年3月25日（水曜日）から令和2年7月末日まで（予定）
電話で確認が確実 直接行っても無駄足になるかも
まずは1の緊急小口資金が対象になります。今のところ、1を飛び越えて2の総合支援資金を受けることは出来ません。最寄りの社会福祉協議会により受付方法が異なるので電話で確認しましょう。
4/3現在、希望者が増えてきているため殆どの区で電話で相談日時を決定します。
東京都区市町村社会福祉協議会の電話番号一覧はこちら
緊急小口資金申し込みのながれ タクシー 運転手も対象です
電話で相談日時が決定したらそれまでに必要書類を集めましょう。
- 運転免許証
- 住民票の写し
- 減収したことが確認できる通帳
- 印鑑（銀行印）
- その他、社会福祉協議会が指定する書類
給料が減額したことがわかる給料明細を用意しましょう。3ヵ月分くらいあれば良いそうです。
- 貸付金交付 申請から交付まで1週間程度
- 据置期間 1年以内
- 返済期間 2年以内
- 連帯保証人 不要
- 利 子 無利子
【返済例】20 万円借入れた場合 1 回目~23 回目 8,330 円 最終回(24 回目)8,410 円
相談というより借入申込書と預金口座振替申込書を記入するだけでした。説明を受け、借用書と確認事項にサインをして終了です。(30分ほど)コロナウイルスにより減給した方に向け積極的に貸し出しているようでとても感じ良く対応して頂けました。
タクシー会社は頑張るしかないのが現状
僕の知り合いのインバンド系バス会社は早々と休業になっている会社がほとんどで、乗務員さんは休業補償で毎月30万円ほど補償されているようです。今後も何らかの支援も受けやすく羨ましい一面もあります。
タクシー会社は売上が悪くても休車にする事も出来ず、コロナ感染のリスクとも向き合いながら頑張るしかないのが現状です。有給をまとめて使い休むのも策ですが、会社にとっては相当な負担になることは明白です。今後はタクシー会社、私たち乗務員共に救済されるような支援を望みたいところです。
