東京のタクシードライバーになってガシガシ稼ぐぞー!と意気込んで転職しても思っていたより大変だった、お客さんとトラブルになって嫌になった、違反や事故を繰り返してしまったなど失敗する理由は人それぞれです。今回はタクシー転職に失敗した声をご紹介し、これから転職を考えている方の参考になればと思います。
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タクシー転職に失敗するよくある理由
タクシー転職で失敗するのは大きく分けると大体こんな理由。
fa-check仕事がストレス
fa-check事故や違反を繰り返す
会社選びに失敗する
どの業界でも会社選びは重要です。特にタクシー会社の場合は実力主義、あなたの売り上げが給料に直結しますので会社の方針、売り上げ歩合、足切り制度、事故補償など事前の確認が必要です。未経験でよくわからない、または自分で聞けないって方はタクシー専門求人会社を使い転職するのがおすすめです。
タクシー会社はブラックなイメージがあるかもしれませんが今時そんなことありません。労働時間も守りますし、有給も取れます。個人的には大手に絞らず中小タクシー会社も選択肢に入れることをお勧めしています。
仕事がストレス
比較的自由に働けるタクシー業界ですが、慣れるまでは結構大変です。特に地理不安のストレスは常に付きまといます。最初の3ヶ月間トラブルなく乗り切ることがタクシー転職成功の鍵となります。
事故や違反を繰り返す
タクシー初めて3ヶ月以内に取り締まりを受けてしまうケースが非常に多いです。一日二回捕まったなんていう方もいました。その殆どが慣れないうちに無理するというのが原因のようです。
タクシー転職に失敗!体験談
タクシー転職して失敗したなーって方の体験談を集めてみました。
拘束時間が長くて稼げないなどでうんざり
私は28歳の男で、タクシー運転手になる前の職はコンビニエンスストアの責任者でした。転職した当時27歳でしたが、当時はタクシー運転手は能力さえあれば仕事中にゆっくりすることができると甘く見ていました。
しかし実際に運転手になると出勤前の朝礼と退勤後のミーティングで各30分拘束され、売り上げが悪いと給料を8割の額に減らされ、と踏んだり蹴ったりでした。1日の内、午前8時から午後8時までタクシーを走らせて週6日働いても月に手取り25万円程度の収入であり、苦労に見合った収入とは言い難いです。
研修ではベテラン社員が教官に名乗りを上げて無線で指導していました。一時停止や停車の仕方などでキツく叱られることがあり、車内の様子を映した防犯カメラ映像をくまなくチェックされて報告書にあれこれ書かれました。
それでもお客様からの感謝の声などは仕事において心の支えになりました。時々可愛い女の子が乗車すると気分がウキウキしました。その点ではこの仕事をやってよかったと思い、だからこそ今後も投げ出さずに続けたいと思うのです。
東京のタクシ-ドライバ-を転職した理由
お客さんの質に問題あり
タクシー業界は働きやすい環境ですが、お客さんの質に問題があり耐えきれずに結局タクシー業界から去りました。42歳男性です、私はタクシー業界に転職する前は製造業で倉庫管理の仕事をじていました、しかし会社の業績が悪く私はリストラに合いやむを得ずタクシー業界へと転職をする事に決めました、しかしいざタクシー業界へと飛び込んで実際に働いてみると想像以上に過酷でした。
どんな事が?と聞かれればやはり人間関係です、とはいえタクシー会社の人間関係ではなくお客さんとの関係です、やはり接客業なので様々なお客さんがいて中でも嫌だったのがお酒に酔ったお客さんでした、車内で吐いてしまったり、後部座席から運転席を蹴ってきたりと本当に酷いものでした、そんなやりたい放題にやって目的地に着くと今度は乗車料金の支払い拒否です‥。私はこうした事を数年間何とか我慢しながらタクシードライバーとして頑張っていたのですが、ある日ストレスが原因で急性胃腸炎を発症してしまいました。
その後身体は何とか完治しましたが、このままタクシードライバーとして働いていてもお客さんの質は変わる事は無いだろうし‥自分の身体が壊れたらもともこも無いと考えタクシー業界を去る決心をしました、タクシー業界は決して悪い業界ではありませんしやりがいもあります、しかしお客さんの質は正直良くありません、特に週末の夜や年末年始の忘年会新年会の時期は本当に最悪です‥。しかし残念な事にこうした事はタクシードライバーの定めなのかと当時私は諦めていました、ちなみにタクシー会社を退社した後は違う職に就きました、私のタクシー業界への転職はこうした事で見事に失敗に終わりました。
私が東京のタクシ-運転手を辞めた理由
38歳の男性会社員です。大学を卒業して、IT関係の会社に入り、責任者を任されるようになり張り切って仕事をしていました。ただオ-ナ-系の会社なので、一族でないと徴用されないということがだんだんわかってきて、転職を考えるようになりました。どこのIT企業でもブラック企業であるのは間違いないですから、転職するならば、ブラックでないところ、出来たら就業時間がかっちりと規定されているところということで、探していて、タクシー業界に入ることに決めたのでした。
一定時間勤務したら、必ず休息をとらなければならないのがタクシ-業界ですから、非常に魅力的に映りました。また、走った分だけで収入になり、その上人間関係の理解を超えたしがらみとか、同族のメンバ-でないといけないとかのル-ルもなくも、その前に務めていたIT会社とは雲泥の差がありました。
タクシ-会社には二年在籍して、それなりの成績も残せることが出来て、また転職いたしました。ふたつ理由がありました。一つ目は、ずっと座っていることによる腰痛がひどくなって、限界に来ていたからです。そしてもう一つは、お客さんから、ずいぶん下に見られることが耐えられなくなってきたからです。東京の場合、それがかなり厳しいです。精神的にきつくなってきたので、転職してしまいました。
やっぱり甘くない!タクシー転職
私自身、タクシー転職が失敗だと思った理由は、従前の予想ほど、タクシードライバーの仕事がお金を稼ぐことができないからです。端的に言えば、もう少し多くのお金をもらえると思っていました。
私は、大手家具メーカーの営業社員として、長きにわたって勤務してきました。しかしながら、55歳を迎え、役職定年となってしまい、思い切ってタクシードライバーへの転職に踏み切ります。役職定年を迎えたことで、年収は大幅にダウン。一方、タクシードライバーは頑張れば、手取りで40万円は楽に稼げると思っていたのです。そこで一念発起して2種免許もとり、タクシー会社に転職しました。
蓋を開けてみれば、手取り40万円というのは、あくまでも机上論であることがわかりました。よくよく聞いてみると、100名近くいるドライバーの中でも、ベスト10位以内に入るくらいの仕事をしなければ、40万円には届かないということ。完全に実力社会で私には合いませんでした。
タクシー転職失敗まとめ
タクシーの仕事は一般企業とは異なり自分一人で営業し、会社を出たら一人で仕事をします。その分社内での人間関係のストレスは少ないものの、地理やお客さまに神経を使う仕事です。慣れてしまえばこんなに楽な仕事も少ないと思えるようになりますが最初はキツいと思うかもしれません。僕もそうでした。
大手タクシー会社はそれなりに厳しい社風があるのかもしれませんが働き方に関しては基本自由な業界です。転職してよかったなーと思えるように、自分に合った会社を選び、特に最初の3ヶ月間は安全に慎重に仕事することが大切です。