こんにちは最近タクシー へ転職を考えている方からの相談が増え、とても嬉しく思っています。イメージのハードルが低い分、やってみると思っていたより給料も良いし、環境も良い。思い切って転職して良かったという意見が圧倒的に多いと感じます。
今回はタクシー 転職に成功した方、またはその友人や家族などの声を集めまとめてみました。タクシー 運転手やってみようかな〜?って考えている方はきっと参考になると思います。
contents
- 1 思い切って転職して良かった 40歳男性Kさん
- 2 個人タクシーを目指して毎日が新鮮になった
- 3 愛する妻も大喜び!タクシードライバーになって良かった
- 4 同僚の旦那さんのタクシードライバーへの転職
- 5 家族との時間をもっと取れるようにタクシーに転職した友人
- 6 通勤電車が嫌で始めたフリーランスを目指すタクシー運転手 27歳男性Tさん
- 7 タクシー運転手への転職で聞いた話
- 8 タクシードライバーはやりがいがあって楽しい仕事みたい
- 9 転職して「やりがい」を感じています
- 10 高齢でも働けると聞いて思い切って転職
- 11 タクシー運転手に2度転職して思ったこと
- 12 60歳から老後資金形成のためタクシー運転手に転職
- 13 タクシーに転職して3年嫌な思いもしました
- 14 煩わしい人間関係から解放された
思い切って転職して良かった 40歳男性Kさん
それまではフォークリフトで倉庫内で一日16時間を毎日働いていたので、体力が持たず、40歳になる直前に転職を考えました。最初はトラック運転手にしようかと思いましたが、フォークリフトの作業中にトラックの運転手さん達とはなしていると、どうもあまり良くない環境だとわかりました。
他の求人で見てみると、タクシー乗務員がありました。時間は一日おきの隔日勤務でも昼勤務でも夜勤務でも、自分の好きなように選べて、会社をいったん出庫したら、そこからは自分のペースで好きなように休憩をとりつつ、自分の好きなエリアで仕事をして・・・と、フォークリフトの時には考えられないようなホワイトな求人に見えました。それですぐに面接を予約して、面接の時にすぐに採用を頂いて、その後、健康診断をクリアして、会社負担で2種免許を取らせてもらったら、タクシーセンターでの4日間の研修と地理試験を受けました。どれも1発合格でしたので、こんなに簡単でいいのかと思うほどでした。
初めての勤務は、先輩乗務員の横に乗せてもらって、一から全部教えてもらいました。隔日勤務だったので、約20時間。朝の出庫前点検から、出庫準備、そして出庫してからの朝の人の流れや動き、この場所にこの時間にくれば必ずお客様がいる!という場所まで教えてもらいました。それと、ここでは車を停めてはいけないというルールと、暗黙のルールまでも教えてもらいました。
2回の側乗研修で、たくさんの事を先輩から教えてもらいました。長く続けたいんだったら、売上を追うのではなく、安全第一で違反にも気を付ける事。側乗研修だけではなく、会社に休憩に帰った時も、色んな先輩乗務員の方たちから、色んな事を教えてもらいました。一日に20時間ほど働いても次の日がまるまる休みになるので、フォークリフト時代の一日16時間を毎日週に6日やるよりも超絶ホワイトだと感じました。
休憩も絶対に取らないといけないし、タクシー会社はあまり良いイメージがないと思われがちですが、そんな事はなく、働きやすい環境だと思います。今までフォークリフト時代には取らせてもらえなかった有給も取らせてもらえましたし、普通の企業です。ただ、事故や違反のリスクがあり、売上で給料が決まるので、そういうプレッシャーに負けないような鋼のハートも必要だとかんしました。
個人タクシーを目指して毎日が新鮮になった
私は、タクシー業界で転職を考えたキッカケとしましては、求人雑誌でのタクシードライバーの紹介でありました。それまでタクシードライバーとは無縁の世界で働く形で少しも意識したことはありませんでした。しかし、以前からコミュニケーションを取るのが下手であり、会社でもすぐに人員整理の対象になるという形でありました。
そのようなことから、会社を勧奨退職した際に、タクシーでのドライバー紹介を見させて頂き、「私に向いているのはこの仕事かもしれない!」と言う形で運命的なキッカケを掴むような形でありました。以前から一人仕事と言う形でタクシーの仕事にあこがれていた面もありましたので、自分自身の好きな時間帯に個人タクシーであれば働けるし、ノルマ等も自分一人の世界で自由きままにつけることができる形でありましたので、それであれば!と言う形で、タクシーに乗務する形で、新しい世界での冒険が始まる形になりました。
タクシー業界に転職してみますと非常に毎日が新鮮で、まず好きな場所へ行って運転するのがワクワクして童心に帰ったような気分になることと、初対面のお客様とお話しさせて頂く場合でも、話題が弾めばまるで私有車を運転しているような感覚でありましたので、これからも個人タクシー目指して日々の乗務を楽しんで行きたいと考えております。
愛する妻も大喜び!タクシードライバーになって良かった
タクシードライバーに転職して本当によかったです。後悔の気持ちや前職への未練は全くありません。そもそも、私が転職を意識するようになったのは妻の体調が悪化したことが要因です。元々、身体が強い方ではありませんでしたが、ここまで容態が悪化するとは思ってもいませんでした。
前職は広告代理店での営業をしていました。想像つく方も多いかもしれませんが、ノルマや目標に追われる毎日であり、とてもハードな仕事です。世間では働き方改革などの影響で、残業抑制への流れが生まれているようですが、そんなのは私の会社ではお構い無しです。
ですから、ほとんど毎日朝から晩まで働きづめの毎日であり、余裕は一切ありません。家族との団らんやコミュニケーション不足は深刻でした。我が家は子供もいないため、妻が一人でふさぎ込んでしまうことが多く、そばにいてあげるためにタクシードライバーを選択しました。
でもそのおかげもあり、自由な時間が増えることになりました。自由に使える時間はなるべく妻のために費やすようにしています。肝心の収入の方も、心配していたほどの落ち込みもなく、生活への悪影響は皆無といってもいいのではないでしょうか。今後も妻のために頑張っていくつもりです。
同僚の旦那さんのタクシードライバーへの転職
私が職場で仲良くしている同僚の旦那さんは、最近まで働いていた仕事で色んなトラブルが起きて、結局、仕事を辞めてしまいました。でも彼女たちには3人の子供がいますので、夫婦二人とも働かないと生活が苦しくなってしまいます。ですからその旦那さんはハローワークに頻繁に通ったり、色んな求人情報誌を見て、いくつかの会社へ応募したそうなのですが、残念ながら採用されることがありませんでした。
そんな時に旦那さんが見つけたのは、タクシードライバーの求人ばかりを集めているサイトでした。もともと、車を運転することが好きな彼は、タクシードライバーになることが出来たら、楽しく働けるかもしれないと思ったようです。そしてそのサイトではタクシードライバーに転職するためにどうしたら良いのか、どのタクシー会社が良いのか、未経験でも雇ってくれるタクシー会社はあるのか、など様々な質問や悩みに親身に答えてくれて、転職相談に乗ってくれたようです。
そしてあるタクシー会社は未経験でも採用してくれる確率が高くて、しかも入社後にきちんと色んな研修もやってくれると聞いたので、そのタクシー会社の採用試験を受けてみたそうです。すると運良く、そのタクシー会社に採用が決まりました。これもそのタクシードライバーに転職する人たちを、しっかりサポートしてくれたサービス会社のお陰だと旦那さんも私も同僚も感謝しているようです。
その旦那さんが転職できたタクシー会社は、タクシードライバーとして働いたことのない人たちに、入社後にしっかりと様々な研修をしてくれたようですから、その旦那さんは安心してタクシードライバーとして働き始めることが出来たようで、本当に良かったなと思います。しかもタクシードライバーとしての稼ぎは、前の職場での給料よりも良くなったそうで、これで生活が安定すると夫婦で喜んでいます。それに元々、車を運転することが好きな旦那さんなので、毎日、楽しみながら仕事をすることが出来ているそうです。
その旦那さんが前の会社の仕事を辞めてしまった時には、私の同僚はすごく不安がって色んな愚痴を聞いてきましたが、今は旦那さんが好きな仕事に就くことが出来て、生活も安定しているので嬉しそうです。私もそんな同僚の話を聞いてホッとしました。
家族との時間をもっと取れるようにタクシーに転職した友人
友人が転職したのですが、これまではオフィスワークをしていました。ですが46歳という年齢での転職となると、なかなか難しく特別なスキルも持っていないということでした。子供が2人いて、そのうちの1人がやや知能障害を持っていることもあり、なにかと苦労していたようでした。仕事に対して職場からの残業やプレッシャーが強くてそろそろ限界と感じていたこと、子供のためにもう少し時間を取れる仕事がしたい、ということが転職したい理由でした。
ただその年齢だと簡単にはいかず、どうしようか、いろいろと迷っていたところに、自宅近くのタクシー会社が募集を出していることを知り、すぐにそこを尋ねると、面接という流れになりました。友人は元々運転が好きで、かなりの腕前でもあります。かなり狭い道もある程度のスピードで余裕で走ることができるし、縦列駐車などは、見ていてさすがと思えるほどのスキルがありました。ですからタクシー会社に転職をしたということを聞いた時には、とっても似合っていると思いましたし、タクシーの制服も彼の雰囲気にはマッチしてました。
二種免許は持っていなかったので、教習を受けて取得しており、それ以外には研修や健康診断なども受けて、晴れてタクシードライバーとしてデビューすることになりました。本人いわく、タクシードライバーの仕事は自分に合っているらしく、気が楽だし、稼ぎもなかなか良く納得できるということでした。東京の都心部を走っているために、有名な俳優やテレビでも出ているような人を乗せたこともあるということを話してくれました。
家族との時間が以前よりも取れるようになったことで家庭の雰囲気も良くなったと言っていました。先日は、その友人の運転するタクシーではなく、普通の乗用車に乗せてもらったのですが、さすがにドライバーを職にしているだけであり、裏道を極めているし、このように走った方が早いと、かなりマニアックな道をどんどん入っていました。
タクシー転職は、最初は少し抵抗があるものの、慣れると全く問題がなく、定年がほとんどないので、これから先もその面では不安を抱かなくて済むということで、なかなか良い仕事であることが良く分かりました。
通勤電車が嫌で始めたフリーランスを目指すタクシー運転手 27歳男性Tさん
新卒で入った会社を5年続けていたのですが毎日通勤電車に乗っている自分が本当に嫌でこれで良いのか?と思いながらも退職することもできず半分諦めて生活していました。webデザインに興味があり副業として始め上手く行ったら会社を辞めてやると思いながら独学で勉強し、少し稼ぐことも出来るようになったのですが、何しろ作業する時間が作れず「会社辞めたい病」が悪化していた頃です。
気の進まない飲み会の帰り道、新橋からタクシーに乗ったのですが、その時の運転手さんが良い方で会話が弾み、タクシーの仕事なら休みも多く自分の時間が作れることを知りました。正直そんな良い仕事だと思ってもみませんでした。次の日、ネットでタクシーの仕事について調べてみると運転手さんの言っていた通りの広告が多く、給料も今より良さそうだったのでその日からタクシー運転手になることに決めました。未経験だったので一人で仕事するまで2ヶ月以上かかりましたが無事タクシー運転手としてデビューすることが出来ました。
やってみての感想はとても自由に働けるでした。そして聞いていた通り休みが多く副業に当てる時間が大幅に増えました。何より地獄のような通勤電車に乗らずに済むようになりとても満足しています。仕事面は道を覚えるのが大変で苦労もありますが自分の給料は自分で稼ぐというシステムが自分に合っている気がしました。生活費はタクシーで稼ぎ、夢はフリーランスで生活すること!もしあの時新橋から乗せて頂いた運転手さんに会うことが出来たらお礼を言おうと思っています。
タクシー運転手への転職で聞いた話
私は転職に興味があって知り合いなどと相談をしました。私は28歳の男性で知り合いは30代前半男性ですその知り合いはタクシー運転手になったので面白い話が聞けました。
私はタクシー運転手になる前の相手を知っていました。仕事はコンピュータ関連で真面目でした。しかし転職を希望した理由は自由度が欲しいということでした。前職はコンピュータを使う仕事で縛りが多かったのです。それでタクシー運転手なら好きなタイミングで運転ができます。またお客様が来ない時は待つことになります。それが知り合いがタクシー運転手に魅力を感じた部分でした。
私が聞いた話では素早く転職ができたそうです。前職を辞める時は様々な問題がありました。しかし転職がしたかったので知り合いに諦めはなかったのです。実際に経緯を聞くとスムーズにいっていました。最初はインターネットで転職先を探して時間を使っていました。その後で良いタクシー会社があって希望したのです。
求人から応募して面接や健康診断をしたと聞きました。私が知っているこの相手は常に健康的な体でした。だからタクシー会社の転職に成功することも予想できました。以前からタクシー会社では健康的な人が求められていました。つまり知り合いが良いタイミングで転職を希望したのです。その後でタクシー会社への転職が決まって仕事が始まりました。
聞く話では前職よりもタクシーの仕事が楽だと言われました。理由はノルマや時間の縛りが少ないからです。それでストレスも少ないので元気になったそうです。またタクシー会社の報酬は前職と同じくらいだと聞きました。私はそれを知ってタクシー会社の景気の良さを感じました。結果として知り合いはタクシー会社に行って満足していました。それを見た時にタクシー会社への転職が良い内容だと思いました。仕事やプライベートのバランスを考えてもこれは良い転職先です。
また知り合いは転職相談などもしないでタクシー会社に入りました。とにかく健康だったので印象が良かったそうです。タクシー会社では健康な体を持っていれば受かる確率が高くなっています。転職で成功した人は輝いていて羨ましかったです。タクシー会社の状況は良いので私も検討したいです。
タクシードライバーはやりがいがあって楽しい仕事みたい
私は最近、職場の飲み会に参加した後、タクシーを拾って自宅に帰宅しました。そのタクシーに乗っている時に、急にそのドライバーさんから「〇〇さんじゃない?」と私の名前を問いかけられたのでびっくりしたのですが、そのドライバーさんの顔をよく見てみると、以前、私が働いている職場の清掃員をしていたおじさんでした。そのおじさんはとても愛想が良くて話しやすい人だったので、お互いの名前を呼びあって挨拶をする仲でした。
その職場が移転のために引っ越ししたため、そのおじさんは清掃の仕事を失って、その後、タクシードライバーになったそうです。でも彼は前職を失ってしまったお陰で、タクシードライバーになることが出来て良かったというのです。タクシードライバーに転職して、仕事にやりがいがあって楽しく仕事をすることが出来ているそうです。
そんな話を聞いたので、タクシードライバーという職業は良い仕事なんだなと思っていました。そんな頃、私の仲の良い友達の旦那さんもタクシードライバーに転職したと聞きました。前にしていた仕事は営業の仕事だったのですが、そのノルマがすごく厳しくて、売り上げをなかなか伸ばすことが出来なくて辛くて、ストレスがたまる生活をしていたそうです。だから転職したいなと思っていた頃、彼のちょっとした知り合いがタクシードライバーに転職したという話を聞いて、その人に転職の相談をしていたそうなんです。
その彼の知り合いはタクシードライバーに転職して、やりがいがあって楽しく仕事をすることが出来るようになったと彼の経験談を話したそうです。それは私の職場で以前、清掃員として働いていたおじさんが私に話してくれたことと同じような体験談だったのでびっくりなのですが、とにかく友達の旦那さんはその知り合いの話を聞いて、タクシードライバーに転職したいと思ったそうです。そしてその知り合いが待遇が良いと勧めてくれたタクシー会社の採用試験を受けてみると、見事に採用されたのです。
そのタクシー会社はお給料が良いし、勤務時間の選択もすることが出来るので、とても働きやすいようです。仕事の内容はお客様を乗せて目的地まで送り届けるだけですが、色んな場所に行くことが出来ますし、色んなお客様を乗せて車を走らせるのは楽しいそうです。
転職して「やりがい」を感じています
それまで小さな会社で事務をしていましたが、子供にお金が掛かる時期になりもっと稼ぎの良い仕事に転職したいと思うようになりました。求人情報やハローワークなどで仕事を探していて見つけたのがタクシーの運転手の仕事でした。
2種の運転免許は持っていませんでしたが、普通免許を持っていれば免許を取得するお金を会社が出してくれると求人情報に掲載してあり魅力に感じました。何より、自分の売り上げ次第で給料が増える可能性があることにやってみたいと思いました。仕事を変わるには、勇気がいりましたが自分でどこまで頑張れるか試してみたいという気分になりドライバーになりました。
会社のお金で2種の免許を取得することが出来て、ドライバーとして走るようになりました。
最初は、道を間違えてしまいお客さんに怒られたりしましたが、慣れて来るとお客さんから感謝の言葉をもらえるようになり仕事にやりがいを感じることが出来るようになりました。それだけではなく、お客さんと会話をすることの楽しさを感じるようになりました。お客さんの中には、指名で乗ってくれるお客さんなども出て来て事務で働いていた時とは違うようなやりがいを感じることが出来るようになりました。
高齢でも働けると聞いて思い切って転職
前職では肉体労働が中心だった為、入院する程のケガをしたのがきっかけで体力の限界を感じました。そこで、未経験から始めても長く続けられる、タクシーの運転手に転職しました。運転にはもちろん集中力を必要としますし、道順を覚えたり、お客さんを乗せるために専門の免許を取り直したりと苦労はたくさんありました。
しかし、結果的に自分にとって働きやすい環境を手に入れることができたと思っています。自分はもともと人と関わることも好きだし、ドライブも好きでした。ルーティーンワークは苦手で、毎日様々な人と関わることのできるこの仕事は、自分に向いていると思っています。また、タクシードライバーは地域によって様々な条件で募集されており、ライフスタイルが変わって引っ越し等があっても続けていくことができる仕事だと考えました。
転職するにあたって、実際に働いている知人に話を聞いてみたりしましたが、時間的な拘束時間が長くなることはあるものの、年輩になっても働いていらっしゃるベテランの方が多く、自分の将来を考える上で魅力的な仕事だと感じました。長時間座っていることになるので、腰痛等になりやすいこともあるので、引き続き身体のケアには気を付けていかなければならないと感じています。
タクシー運転手に2度転職して思ったこと
57歳男性で前職も現職もプログラマー兼営業。タクシー転職は実は2度。1度目は36歳から41歳まで5年間。2度目は48歳から50歳までの2年間。定年をしたらまたタクシーに戻る予定。タクシー運転手になったきっかけは、地域の地理に詳しかった点を生かせる仕事と定額の給料に不満があったからタクシーは歩合制で頑張るだけ収入が増える点。何よりサラリーマンと違いチップが出ること。
給料は歩合制だったがチップは丸儲けでこれまでの営業トークで乗車したお客の職業に合わせたトークで喜んでもらえればリピートしてもらえてチップも弾む。その日の走行実績や顧客対応の達成感がすぐに跳ね返ってくる。入社時は先輩ドライバーが同乗してドアの開け方無線機の使い方、料金表示の使い方など実践で教えてもらいました。苦労した点は意外にドアを開けるタイミングが難しかった。道路状況や周り特にドアを開けた時に障害物や客に当たってしまわないかなど。
また迎車のまま客を目的地まで運んでしまい料金が初乗り運賃分しか頂けなかったことなど失敗はかずかずあった。最後に予想外だった点だが2度のタクシー転職を経験してまた定年したら3度目のタクシー転職を考えているが1度目は景気が良くて現金または会社発行のチケットで乗車客が多くチップも多かったが、2度目ではクレジットカードなどや電子マネーに変わってきていること。さらにこの流れは進んでいくだろう。
またベテラン運転手に変わってスマホなどで行先をはじめから指定できるようになってきているので地理があまりわからなくてもタクシー運転手になるハードルが下がりつつあるのかなとも思う。
60歳から老後資金形成のためタクシー運転手に転職
60歳で会社の定年を迎えました。ずっとひとつの会社で勤めていたわけではなく、若い頃は自営業の時期もありましたし、会社員になってからも複数回の転職を繰り返しました。そのためにいずれ受けとれる年金額は少なくなっていますし、安定を実感できにくかったこともありなかなか貯蓄に回せていませんでした。
そこで老後資産の形成はまだまだ不十分といえます。その一方で退職したとはいえまだまだやる気もあれば、体力もまずまずあります。そこでタクシーの運転手になるという道を選択しました。と言うのもそもそも車の運転は好きな方でしたし、営業をしていたので、道に詳しいという自信もありました。それに運転手の報酬体型という契約でしたので、毎日出社しなくとも体調やスケジュールを整えながら無理のない範囲で各自が毎月どれくらい給料を持ち帰りたいかで勤務すればいいというメリットがありました。
ただ運転手として採用されるためには、お客さんを目的地に素早く確実にお連れするためにも地理の試験がありました。営業をしていたので道には詳しいという自信はありました。ところが公共施設や病院、商業施設などを地図で覚え、実際に運転できるようにしなければならなくなるには、なかなか新しいことが入ってこない頭では苦労をしました。
タクシーに転職して3年嫌な思いもしました
配送業者からタクシー業界に転職しました。理由は二つあります。まずは配送の仕事は体の負担が大きく、持病である腰痛がどんどん悪化したことです。もう一つの理由は車の運転が好きなこと、初対面の人でも円滑にコミュニケーションが取れる性格なので、タクシーの運転手が向いていると思ったからです。
実際にタクシーの運転手として働き始めて3年が経過しましたが、タクシーの運転手は自分に合っている職業だと思います。仕事中は常に車の中にいるので、自分だけの時間もあるのでリラックスできます。お客様との会話も楽しいですし、道もどんどん詳しくなるのでお客様に感心していただけることも多いです。
もちろん楽しいことばかりではなく、大変なこともあります。タクシー運転手という仕事はお客様と同じ空間で仕事をするので、態度が悪いお客様やお酒に酔っているお客様とトラブルになることもあります。罵声を浴びせられたり、大声で怒鳴られることもあるので、落ち込むこともあります。今は車内にカメラが設置してあるので、暴力を振るわれることはないと思いますが、トラブルになりそうな場所での営業は避けています。
大変なこともありますが、それ以上にやりがいを感じるので楽しい仕事だと思います。
煩わしい人間関係から解放された
私は以前に1度タクシードライバーとして転職したことがありました。まだ30代後半の頃だったのですが、当時大手企業の工場で働いていたのですが、上司や同僚と人間関係が上手くいかず、物凄く私には煩わしく思っていたのでした。そして、思いきって転職を考えた際にハローワークなどにより求人を見ていたところタクシードライバーの運転手が募集していたのでした。
勿論、お給料や勤務時間も全く違う世界ですが、タクシードライバーならば仕事中は基本的には車に一人なので以前の会社のように煩わしい人間関係から解放されると思い決めたのでした。残件ながら訳があり半年ほどしか働きませんでしたが、また将来的にはやってみたいと思えた仕事でありました。
学生の頃には接客業の経験もありましたのでお客様と車での会話も正直それほど苦には感じませんでした。特に深夜には逆にお客様との会話が目覚ましとなり助かったぐらいでした。また、時にはそんな私を気に入ってくれた為にチップまで頂いたことがあったぐらいです。このように私にはタクシーへの転職は楽しい思い出がありますので、65歳を越えて今の仕事を退職した際には再びタクシードライバーに戻ろうと思っています。