観光タクシーと聞けばすぐにイメージできるように東京の名所旧跡を貸し切りタクシーで観光ツアーを提供するサービスです。はとバスのタクシー版といったところでしょうか。ですが、なぜか運転手さんには不人気・・・そんな東京観光タクシーを元観光バスドライバーの視点で考えて行きます。

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東京観光タクシードライバーになるには

2012年より認定制度となりドライバーは東京の歴史や知識、サービスを学び認定ドライバーになる必要があります。

ユニバーサルドライバー研修

タクシー乗務員の接遇向上のための教育研修。平成26年4月より東京タクシーセンターの実施する新規講習に盛り込まれているので取得済の乗務員も多いはずです。

東京シティーガイド検定

東京観光財団の実施する検定試験です。合格率70パーセントほどの試験ですが年1回なので確実に受かっておきたいところです。
東京シティガイド検定 傾向と対策

東京観光タクシードライバー認定研修

上記2種を取得後受講する必要があります。専用テキスト・DVD を使い、観光タクシードライバーに必要な基本的サービスや知識、言葉づかいや身だしなみなど、ロールプレイングで行う研修です。

 東京シティーガイド検定以外の研修は会社を通しての申し込みになります。

観光タクシー仕事内容

いよいよ観光タクシードライバーとしてデビューするのですが、通常常務とは異なりそのサービスは多岐にわたります。

  1. 名所旧跡のご案内
  2. 観光地への誘導
  3. カメラマン役

主に必要なのがこの3つ。とくに観光地のご案内は慣れが必要になります。最初からバスガイドさんのような案内は不可能ですが取り組む姿勢が大切です。また、コミュニケーションをとれるくらいの英語力も必要になります。

いかがでしょうか?実務するには少しハードルが高いようですが、まさに「おもてなし」。うまく立ち回れたときはお客さまに喜んでいただけますし、やりがいがあります。


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観光タクシーメインで働くなら大手一択

理由は簡単で実はこの観光タクシーまだまだ需要が少ないため積極的に取り入れているのは大手タクシー会社のみです。
認定ドライバー確保も大変ですし、メディアへの露出もほとんどないのが現状です。
業界を挙げての取り組みのようですが、東京オリンピック2020を控えた現在でこの状況ですので今後の事業展開にも?マークです。

とはいえ大手タクシー会社では毎日のようにニーズはあるので、観光タクシーとして毎日働きたいのであれば大手、なかでも日本交通さんがオススメです。


ドライバーに不人気な理由

この観光タクシー私は認定を受けているのですが周りの乗務員さんは見向きもしないほど人気がないのが現状です。

料金設定

コース 運賃 ガイド料金 合計
3時間周遊コース ¥13,090 ¥1,860 ¥14,950

一般的な車両での料金ですが開始前2時間は営業できないとすると5時間の仕事で売り上げ14,950円となります。
時間あたり3000円では喜べる数字ではないのかもしれませんね。

クレームのリスクが高い

お客さまとの距離が近いがゆえ喜ばれることも多いが反対にクレームのリスクも高くなってしまいがちです。

ガイド案内が不安

ガイド料金をいただく以上、プロとしての質を要求されます。私は特に観光バスドライバーとしてバスガイドさんの仕事ぶりを目の当たりにしていたので思うのですが、とてもじゃないけど短期間でまね出来る仕事ではないです。

以上が大きな理由となるが他にも気を使う、自由に動きたいなど人により様々だ。そもそもタクシー運転手はもともと自由に働きたいから始めたという方が多くなんとも皮肉な事業に思えてならない。とはいえ自動運転始めAI化の波に対応できるタクシー生き残りの可能性を秘めた事業なのかもしれませんね。

来年にかけ増えていく需要に対応できる人材確保が今後の課題となそうです。

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